ウオッチの中身!~メカニカル・クオーツ・電波時計~ 今日は15日、終戦記念日です。戦没者を追悼し平和を祈念する日です。
私も正午から1分間黙とうしたいと思います。
今朝、墓参りに行ってきました。我が家は毎年6時に墓参りに行きます。
ご先祖さんに「家族をお守り下さい」と手を合わせてきました。
墓参りは母方や叔父さんの墓や親戚・知人の墓などを順番に、そのあと
妻の実家のお墓も参りました。
今回はメカニカル・クオーツ・電波時計の中身です。
生活に欠かせない時を刻む時計は、昔からあるメカニカル、
世界で初めて日本でつくられたクオーツ時計や電波時計。
いまは、時間の正確さは当たり前になっています。
メカニカル・クオーツ・電波時計の順に時計の中身をお見せします。

ラドーのアンティックタイプ。

自動巻きです。メカニカルはゼンマイの力で動いています。

昔の鉄道時計です。
どこかの会社の記念品として文字盤にマークが印刷されています。

手巻きタイプでネジを巻き上げないといけません。

腕時計の中で忙しくクルクルと回っている部分をテンプといい、往復回転
運動しています。振り子時計では振り子がテンプの役割をしています。
一秒間に5振動、6振動や8振動、ハイビートの10振動などがあり、振動数
が多いと誤差も小さくなります。振動数が多いと大きな力が必要となり、
磨耗も激しくなるため多くは8振動までになっています。

40年以上前のクオーツ時計。発売後世界を席巻し、安価なウオッチが登場。

水晶発信器(銀色の筒状のもの)は中に人工水晶板が入っています。
中は真空になっていて、安定しています。発信機から発せられる電気
信号(32768hz/S)を IC回路で1秒に一回の電気信号に変換し、コイル
を通って運針しています。

水晶時計のことをクオーツといい、電池で動いています。メカニカルに比べ
100倍の精度があり、年差±10秒のクオーツウオッチがあります。

スイス製のクオーツムーブメントです。

現在は誤差がない電波時計が人気です。基本はクオーツ時計と同じです。
電波を受信するアンテナが内臓されています。
メカニカルはスイス製を中心に人気が高く、最近は国産品もメカニカルに
力を入れています。