急速に拡大する新型インフルエンザ
この2,3日で日ごとに、時間の経過と共に新型インフルエンザが拡大しています。兵庫、大阪で高校生を中心に小さなお子さんや年配の方も罹っています。普通のインフルエンザ並みと言われていますが、テレビではマスクを付けた方が多く見られます。学校では1週間程度休校にする処置に踏み切りました。今後全国に広がっていくのも時間の問題かと思われます。家庭での新型インフルエンザ対策と自分の住む地域で流行し始めたらどう対処するのか皆さんも頭に入れておくと良いと思います。
家庭での新型インフルエンザ対策~日常の注意点~
〇手洗い 石鹸を使い15秒以上念入りに
〇 うがい 帰宅後
〇 休養と栄養
自分の住む地域で流行し始めたら
〇外出では人ごみをなるべく避ける
〇込み合った場所ではマスクをつける(不織布製のもの)
〇時差通勤・通学などの工夫でなるべくラッシュを避ける
〇病み上がりや体調不良の人は集会やスポーツ観戦などに出かけない
罹ったかなと心配なときは
病院へ行かず、まず保健所の「発熱相談センター」に電話する
流行時の予防・治療のポイント
〇口や鼻を触らない
〇手を石鹸と水で頻繁に洗う。特に口、鼻、汚染の可能性がある場所を触ったあとは十分に
〇症状のある人から最低1メートルはなれる。人ごみにいる時間をできるだけ減らす
〇部屋をよく換気する
〇マスクは鼻と口をしっかり覆う。使用中のマスクに触らない。使い捨てマスクは再利用しない。
〇妊婦は重症化しやすい恐れがある。米国ではぜんそくなどの呼吸器に持病がある人が重症化している
〇抗インフルエンザ薬は効果がある。妊婦も使える。10代の子の場合は医師の判断で使えるが、異常行動を起こす可能性があるので容体をよく観察する。
娘に今日からマスクを着用するように言いました。今日のお客さまで、マスクを買ってからご来店のお客様が複数いました。お聞きすると準備のためと、大阪に住んでいる息子さんに送るために買われたと言っていました。大阪ではマスクの入手が困難なようです。皆さんも各自ができる危機対策を今のうちからなさるとその時期がきても冷静に対処できると思います。手洗いの励行とマスクの着用でかなり予防できると思います。マスクはマスク部分に絶対触らないように外してきちんとすてましょう。
参考に厚生労働省の対策ガイドラインでは
家庭で備蓄する物品(例)
【食料品】 コメ、そばやパスタなどの乾めん、切りもち、シリアル類、乾パン、調味料、レトルト食品、即席めん、缶詰、ミネラルウオーター、ペットボトルや缶入りの飲料、粉ミルク
【日用品】 不織布製マスク、体温計、ゴム手袋、水枕・氷枕、漂白剤、消毒剤、常備薬、ばんそうこう、ガーゼ・コットン、トイレットペーパー、ティッシュペーパー、ウエットティッシュ、洗剤・せっけん、シャンプー・リンス、紙おむつ、生理用品、ゴミ袋、ビニール袋、カセットコンロ、ボンベ、懐中電灯、乾電池
[ 2009/05/18 15:11 ]
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