正解は「歪み計」です 前回のブログで見たことないようなものは手作りの「歪み(ひずみ)計」です。偏光サングラスをまげてつくったものですが、これで十分です。プラスチックレンズはレンズの特性上、少し歪みが出ます。縁なしフレームは穴をあけた部分に歪が出ます。画像では私が普段掛けている縁なし(ツーポイント)メガネです。穴のところがよーく見ると少し白く見えると思います。
溝掘りフレームはテグスでまいてあるフレームでちょうど良い感じに入れるとほとんど歪は出ません。強めに入れると歪が出ることもあるので調節して入れます。問題はフルリム(枠あり)フレームです。枠に入れてしめるとどうしても周辺部に歪が出ます。完全になくすることはできますが、緩くてレンズが落ちてくる不都合が出てきます。できるだけ手摺り加工で調節して、歪みを少なくします。
ガラスレンズではフルリム(枠あり)フレームにしかレンズを入れることはできません。均一に入れないとレンズが欠けたり、破損の原因となります。歪み計でみながらレンズを手摺りで調整します。メガネをチェックする時に歪み計で過度の歪がないか調べます。歪が強いと眼精疲労につながりますが、通常使っていて神経質になる必要はありません。それよりも度数があわなくなったり、メガネが変形しているのをそのまま掛けている、レンズがすりガラスのようにキズがついているほうが目にとっては疲れます。
きのう、「カワサキ・カズオ」MP-705 #57 Ruby フレームが入荷しました。注文してから三ヶ月経ちました。この色のフレームは人気なのもわかります。お値段は31,500円(税込)で、コーナー展開しています。レンズの形状は変えられますので、お好きな形状を見本の中からお選び下さい。