打たれ強く生きたいあなたへ贈る言葉

打たれ強く生きたいあなたへ贈る言葉

桜も３分咲きで週末には満開になると思います。桜を見ていると、とても心が癒されます。「読むだけで心から励まされる言葉」というタイトルの本があります。たったひとつの言葉が人生を変える。いい言葉は人の心を揺さぶります。人生の素晴らしい出会いは、人との出会いばかりではありません。誰にも忘れ得ぬ言葉があると思います。そんな言葉に出会ったとき、言葉の持つ力の大きさを知ることでしょう。
今回は、「打たれ強く生きたいあなたへ」苦難から救う言葉をいくつかご紹介します。

苦しいこともあるだろう。

言いたいこともあるだろう。

不満なこともあるだろう。

腹の立つこともあるだろう。

泣きたいこともあるだろう。

これらをじっとこらえてゆくのが

男の修行である。　山本五十六「男の修行」


世の中で一番楽しく立派なことは、

一生涯を貫く仕事を持つことです。

世の中で一番みじめなことは、

人間として教養のないことです。

世の中で一番寂しいことは、

する仕事のないことです。

世の中で一番みにくいことは、

他人の生活を羨むことです。

世の中で一番尊いことは、

人のために奉仕し、恩にきせないことです。

世の中で一番美しいことは、

すべての物に愛情を持つことです。

世の中で一番悲しいことは、

うそをつくことです。　福沢諭吉

忍耐は苦し、されどその実は甘し。　野口英世「格言の書」

悲哀の声を発すれば悲哀の人となり、歓喜の声を揚げれば歓喜の人となる。
内村鑑三「所感十年」

下足番を命じられたら、日本一の下足番になってみろ。
そうしたら、誰も君を下足番にしておかぬ。　小林一三

どうせ生きているからには、苦しいのはあたり前だと思え。　芥川龍之介「仙人」

実行せざる思い付きは空想と称し、また妄想と称す。　国木田独歩「欺かざるの記」

家が貧しくとも体が不自由でも　決して失望してはならず。
人の一生の幸せも災いも己が作る。
周りの人も周りの状況も
己が作り出した影と知るべし。　野口英世　「書簡」

ほんとうにどんなにつらいことでも、

それがただしいみちを進む中でのできごとなら、

峠の上りも下りも

みんなほんとうの幸福に近づく一あしずつです。
宮沢賢治「銀河鉄道の夜」