Ｈｇ０％ソニー純正無水銀電池きょうも寒い天気です。朝から暖房がフル回転で真冬の気温です。
今回は環境にやさしい「
Ｈｇ０％ソニー
純正無水銀電池」をご紹介します。クオーツ腕時計に使用されているボタン電池は、酸化銀電池（１．５５Ｖ）とリチウム電池（３Ｖ）の２種類です。酸化銀電池には、含有する亜鉛の腐食を抑え、長期にわたり品質を安定させるため微量の水銀が使用されてきました。メルベーユ森では環境に配慮し、使用する酸化銀電池を、水銀を一切使用しない無水銀電池に順次切り替えています。
無水銀電池とは、文字通り水銀をまったく含んでいない電池のことです。アナログクオーツウオッチの安定したエネルギー源として使われているボタン形酸化銀電池は、他の一般的なボタン形電池と違い、微量の水銀が添加されていました。酸化銀電池の負極に使われている亜鉛は、腐食反応で溶け出し、水素ガスを発生させ、電池ふくれの原因となりますが、腐食反応を抑制する役割をもつ水銀によって防止していました。
水銀は、古くから合金素材、消毒薬、水銀灯、そして電池など幅広く使われてきました。環境汚染につながるとされる有機水銀と違い、電池などに使われる無機水銀の有害性は極めて低いと言われています。自然や人体にわずかでもリスクが考えられるとしたら、電池から水銀を取り除くことは必要なことと思います。
アルカリボタン電池も昨年１０月に困難だと言われていましたが無水銀電池が発売されています。画像はソニー純正無水銀酸化銀電池です。
Ｈｇ０％の文字が電池に刻印されています。
当店の腕時計電池交換は１，０００円（税込）です（一部の舶来時計は１５００円～）。
パッキンの劣化確認とパッキンのグリスアップ、汚れ、ごみ等は除去します。
時計本体の掃除、リューズなどを確認・点検します。
お預かりは極力しないよう、その場で電池交換「クイックサービス」をしています。
画像のウオッチはあまり見かけない「
盲人時計」です。国内ではセイコーから唯一発売されています。ふたを開けて文字板と針を触り時間を確認します。通常よりも針が太く、触ってもずれないよう頑丈な構造になっています。「
盲人時計」は男・女２種類づつ発売されていて、お値段は１４，０００円（非課税品）です。
いろんな腕時計の電池交換を依頼され、中には「どのように電池交換すればよいのか」という時計もございます。長年の経験で電池交換しています。いろんな電池交換を経験していますので、たいがいの電池交換はその場で交換できます。最近は「エコ・ドライブ」という電池交換不要の太陽電池も数多く発売されています。永遠に電池交換不要ではなく、中に２次電池が入っています。つまり、充電式の電池で経年変化でその機能が低下してきます。交換時期は５年を目安になさったらよいと思います。２次電池は３，１５０円（税込）で当店で交換します。
店名住所は合併前のものです。
