上田馬之助とブッチャー~日本人&外国人ヒール~きょうは穏やかなお正月です。きのうから新春初売りを開催しています。きょうも朝からお手頃メガネをお求めのお客さまに多くご来店いただきました。
明日まで新春初売りを開催していますが、今月中はこのままご奉仕価格を継続いたします。よろしかったらお買い求め下さいませ。
今回は
上田馬之助と
アブドーラ・ザ・ブッチャーのお話です。プロレスファンの私は昔のプロレスが大好きです。
上田馬之助さんは昨年12月21日に亡くなりました。日本人の
ヒール役として、頭髪をまだらに金髪に染めたのちに全部姿から「まだら狼」「金狼」と呼ばれました。往年はアントニオ猪木との戦いや
タイガージェット・シンとタッグを組んで狂乱ファイトを繰り広げました。
今から15年前には交通事故で下半身不随の車いす生活を余儀なくされました。
ヒール役に徹する反面普段の顔は、体の不自由な子供達を慰問したりしていました。私もむかし、長島温泉で見かけたことがあります。リング上で竹刀を振るかざす狂乱ファイトの面影はなくとても紳士的に見えました。
外国人の
ヒール役は数多くいますが、日本人の日本人レスラーに対しての
ヒール役は
上田馬之助さんが初めてです。また一人古き良き時代のレスラーが亡くなりました。何となく寂しい感じで、ご冥福をお祈りします。
もう一人は
アブドーラ・ザ・ブッチャーです。プロレスに興味がない人でも名前を聞いたことがあると思います。外国人最強の
ヒール役です。70歳になった今でも現役ですが、尾てい骨を悪くし今は歩行器が手放せないコンディションです。3・20両国大会で引退セレモニーをおこなうと、引退表明しました。
ピンク・フロイドの『吹けよ風、呼べよ嵐』のテーマ曲にのって登場するとボルテージは最高潮に達します。フォークや凶器シューズによる攻撃のほか、地獄突きや決め技エルボードロップなどの毒針殺法が得意です。
ザ・シークとコンビで出場した77年12月の世界オープンタッグ選手権の最終戦、ザ・ファンクスの
テリーファンクの右腕に何度もフォークを突き刺す残虐ファイトが超有名です。凶器を使った残忍ファイとが多いですが、何となく憎めないキャラクターで多くのファンを魅了しました。
上田馬之助さんも
ブッチャーもプロ中のプロ
ヒール役でした。昔のプロレスは日本人VS外国人、外国人はほとんどがヒール役でした。ゴールデンタイムで放映するプロレス中継を見ながら育った世代ですが、最近のプロレスはあまり面白くありません。
一人一人と亡くなったり、引退するかつての名レスラー、何となく寂しく感じます。もう一度プロレス人気が復活することを夢見ているプロレス好きのいちファンです。