メガネレンズのお話3今日はメガネレンズの取り扱いについてお話したいと思います。最近のレンズは98%以上いわゆる、プラスチックレンズ(プラレンズ)を使用しています。軽くて、どんなフレームにも入るので今では普通にレンズと言えばプラレンズとなっています。
そんな便利なレンズですが、
特に気をつけて欲しいのは
熱です。60度以上の高温になる場所(たとえば炎天下の車内、サウナ、ストーブの近く等)に置かないで下さい。過去に当店でもこのような事がありました。メガネをお作りして次の日にレンズが見にくいとこられ、メガネを見てみると細かくひび割れをした状態になっていました。お客様に聞くと昨夜サウナに入ったと、いわれてびっくり、
こちらのうっかりミスで熱に弱いという説明をしなかったのです。(このお客様はそれ以前はガラスレンズを使用)
当方のミスですので、すぐに交換しました。その後は必ず説明と添付使用書をつける事を確認しています。
もう一点、
特に注意して欲しいのは石鹸・ボディーソープなどのアルカリ性のものでレンズを磨かないこと、メガネを常用されている方(特に近視の度数が強い方)はそのままお風呂に入ってよく体を洗うのと一緒にメガネも洗う方が多くいます。レンズのコーティングははがれる恐れがありますのでご注意してください。
最近のメガネレンズは油汚れにも強くなっていますが、どうしても掃除したい場合は台所の中性洗剤を薄めてレンズを洗っていただければきれいになります。
当店ではメガネ拭きの布を無料で差し上げますので「メガネ拭きください」とお申し付けください。