鉄人、復活!腎臓がんを驚異的な回復力で克服した小橋建太(40)が2日、苦難を乗り越え、「WinterNavigation’07最終戦」でノアの聖地・日本武道館に帰ってきた。06年6月4日札幌大会以来、546日ぶりのリングに上がった小橋は、脳こうそくから復帰した高山善廣(41)と組み、三沢光晴(45)&秋山準(38)組と激突。三沢の雪崩式エメラルドフロウジョンを浴びて敗れたが、ブランクを感じさせない動きを披露し、健在ぶりを満天下に証明した。
546日分の苦闘を217発のチョップに込めた。小橋の一挙手一投足に超満員札止め1万7000人が絶叫。その足音は地響きを立てて武道館にこだました。「リングはいいね。最高」。鉄人は喜びをかみしめた。
入場口付近に設置された、ファンの祈りを込めた約7万羽の折り鶴を背に、小橋は一歩一歩、花道の感触を確かめながら歩を進め、聖地のリングを踏みしめた。黒いガウンを脱ぐと、ブランクを感じさせない鍛え上げられたボディーが露出。運命のゴングが鳴った。
予想を超える27分の激闘。咆吼(ほうこう)とともに力をためると、一呼吸で最高65発のチョップをぶっ放した。月面水爆やバーニング・ハンマーなどの必殺技が次々にさく裂するたび、ファンの不安を取り除いていく。「本当にやれるのか?と思っているファンを裏切りたい」という公約を果たす内容だった。
右の腎臓を摘出。復帰は絶望視され、医師から「まず生きること」と言われた。それでも、復帰に迷いはなかった。1年半の欠場中も、小橋は「趣味?何もなかったなぁ。一番したいことは趣味じゃないもん。プロレスやりたいんだもん」とリングだけを見据えた。
秋山&三沢組をいきなりねじ伏せることはできなかったが、ファンの心に“next”を刻んだ。翌3日には月例の血液検査を控える。「何を言われるか分からないけど、ドクターストップがかかってもプロレスを続ける」と言い切った。「復帰の喜びより、負けた悔しさの方が大きい」と、早くも勝負師の顔に戻った。そして、自問自答した。「プロレスって何だろう?それが分からないからリングに帰ってきた。辞めるまで答えは出ないかもしれない。だからこそ戦い続けていきたい」。鉄人の新たなプロレス人生が始まった
Author:(株)メルベーユ森
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